2014年1月24日金曜日

鶴見岳 地獄谷

今シーズンのベストコンデイションと思われる鶴見の地獄谷に
Hさんと二人で取り付くも、下部は雪も少なく、凍っていない。
落石に注意して、ルート取りを気にしながら、上部へ。
中間部あたりから、雪面はクラストしており、歩きやすく、
高度をかせぐ。間違いなく、噴気の下に出た。
左岸を巻き、稜線へと進む。
縦走路に出会い、山頂へ。下山はロープウエーである。
取り付きから3時間ほどで、登山道に出た。
地元の山のアルパインを楽しんだ一日であった。

2014年1月5日日曜日

阿弥陀岳北稜

1月1日から5日まで最高な天気に恵まれ、メンバー4人で登ってきた。
ロープは4人で8.5mmの50mを2本。通常の3人パーテーシステムにプラス1。
リードがフォローの2本のロープを引き、残りの1人はフィックスにてプルージックを取り
フリーの変則のパターンで3ピッチを終える。
行者小屋から夏道分岐を過ぎ、樹林帯のなかからジャンクションピークへ。
これからブッシュ混じりの雪稜が1ピッチ目である。
2ピッチはガバの多いクラックを登りビレイポイントへ。
3ピッチは傾斜のゆるくなった所からナイフリッジを通過して
4ピッチへ。100mほど雪稜を登ると山頂である。
下山はコンテで下り、懸垂下降を1回入れて中岳とのコルに到着。
コルからは、雪崩を気にしながら20分で行者小屋に着く。
風もなく、良い条件でクライミングを行うことが出来た。
岩稜入門ルートとはいえ、取り付きまでのルートファインデイングから

アイゼン装着での岩登り、オーバー手袋をしたままでのロープ操作等、
やることは同じ。
トレーニングは石鎚の岩場で行い、2名のメンバーは、鶴見岳、滝の谷での
本番さながらの自主トレを行った。
天気にも恵まれたが、その前に良きメンバーに恵まれたことに感謝する次第である。
2日目は南沢小滝でアイスを楽しんで下山。
計画通りの2日間であった。