2017年7月17日月曜日

梅雨明けは

今年の梅雨といえば、序盤爽やかな日々が続き、梅雨に入ったのかと疑う。
しかし、台風の通過とともに蒸し蒸しの到来。
しっかり梅雨明けを狙って山行日を決めれば良いがそうもいかない。
連休の日を交えて、剱岳、早月尾根にチャレンジ。
当初、1日目は馬場島から早月小屋までとし、
2日目は早月小屋から本峰ピストン、馬場島下山の計画であったが、2日目が
雨模様のため1日目を馬場島から本峰ピストン、早月小屋までの計画変更。
小屋の主人によると、先週まで登山道は雪の下だったらしい。
問い合わせでは、装備はきちんと準備をしてくれとの事。
もちろん残雪はあちこちに残っていて、登山道は迂回させられる。
馬場島と本峰の標高差は約2300m弱。これを一気に登り、約800m下らねばならない。
標高差はこれまで経験した事がない。距離もかなりあり、急登である。
1600mを境に三の窓方面が見渡せるようになり劔岳周辺の岩と雪の厳しい山容が現れる。
雪解けからわずかな時間ですでにショウジョバカマの群生があちこち。
2700m付近ではクロユリが咲いていた。目の周りが赤くライン引いた
雷鳥はひょこひょこ歩く姿はかわいいものである。
別山尾根との分岐の標識を見て下山する。
早月尾根を馬場島から日帰りピストンする彼らは素晴らしい。
トレーニングに励まなければと思う次第である。