下山はキャップライトを点けて、町の灯りを見ながらの行動となった。
久しぶりに別府の夜景を山から見ることができた。
夕日も綺麗だった。
普通の山行ならばこんな体験はできない。
翌日は程よい疲れが残り、昨日の山行を思い出させる。
スタートから行動時間は12時間弱。歩行距離約11km。
7時10分スタート。林道は昨日の積雪で15cm前後。
取り付きにて準備。9時過ぎになる。
雪があるものの、状態は良くない。アイゼンは効かず、雪下のガレは崩れる。
歩きにくい。が、天気は安定的?
程なく分岐にて休憩。安定した大岩分岐。
今回は(も)あまり調子は出ない。
分岐をスタートしたのだが登っていると噴気が左手に見える。
修正しなければと思いつつルート綺麗なルートを選ぶ。噴気近くに出るのが本来のルートではあるが、
ある先輩は<山はどこでも道だ>と仰っていた。
そう、どこでも道なのだ。
鞍が戸の1峰の崩壊地点より分水嶺付近の2峰側に出る。
登山道に出た。ホッとする。
バリエーションを登った時はいつもそう思う。
1峰に着くも懸垂下降の準備にはいる。
未だ、安定していない場所の下降は気持ちの良いものではない。
よくこんな所にフィックスのロープを張ったものだと思う。
時間は16時00分を過ぎようとしている。馬の背に全員無事に到着。ロープウェイは割愛して徒歩にて下山。
今回は若いメンバーに助けられ、なんとか登ることができた。
感謝である。もう少しは頑張ろう。
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