2021年1月11日月曜日

地獄谷バリエーション

 下山はキャップライトを点けて、町の灯りを見ながらの行動となった。

久しぶりに別府の夜景を山から見ることができた。

夕日も綺麗だった。

普通の山行ならばこんな体験はできない。

翌日は程よい疲れが残り、昨日の山行を思い出させる。

スタートから行動時間は12時間弱。歩行距離約11km。

7時10分スタート。林道は昨日の積雪で15cm前後。

取り付きにて準備。9時過ぎになる。

雪があるものの、状態は良くない。アイゼンは効かず、雪下のガレは崩れる。

歩きにくい。が、天気は安定的?

程なく分岐にて休憩。安定した大岩分岐。

今回は(も)あまり調子は出ない。

分岐をスタートしたのだが登っていると噴気が左手に見える。

修正しなければと思いつつルート綺麗なルートを選ぶ。

噴気近くに出るのが本来のルートではあるが、

ある先輩は<山はどこでも道だ>と仰っていた。

そう、どこでも道なのだ。

鞍が戸の1峰の崩壊地点より分水嶺付近の2峰側に出る。

登山道に出た。ホッとする。

バリエーションを登った時はいつもそう思う。

1峰に着くも懸垂下降の準備にはいる。

未だ、安定していない場所の下降は気持ちの良いものではない。

よくこんな所にフィックスのロープを張ったものだと思う。

時間は16時00分を過ぎようとしている。

馬の背に全員無事に到着。ロープウェイは割愛して徒歩にて下山。

今回は若いメンバーに助けられ、なんとか登ることができた。

感謝である。もう少しは頑張ろう。
























0 件のコメント:

コメントを投稿