2015年3月13日金曜日

ルート

先日、とある耶馬溪の低山ハイクにと誘われた。
登山口をつかめず、沢を遡行。道標がないことに
不安を覚え、出発地点へと戻る。
テープ伝いに尾根に取り付くも、これがわるい。
右端は切れ落ちており、滑落したらの不安を感じる。
登りの途中で、下山。したものの、少し納得がいかない。
ルートは岩場があり、それを右に巻くか、左に巻くかの
違いであった。テープは右にとっていた。
左のほうは杉の植林地帯でありそちらの左のコースから
再びルートをとった。今度は木の根っこなどもあり
それほど前者ほどリスクなしに登れる事ができた。
藪山なのでしっかりした登山道はまだない。
ルートファインデイングが必要な山である。
これが登山の原点か?
沢登にも滝の右岸を巻くか左岸を巻くか?ルートファインデイングが
要求される。しかし、これが楽しい。山の、クライミングの楽しさと思う。
今、この時期、見通しのきく低山ハイクを楽しもう。
藪山低山はすべてが凝縮されていると思う。
山頂に立つルートはそれなりにいくつもある。
選択は個人それぞれである。

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