2013年5月10日金曜日

うのはな

錫杖に行かないかと先月、声がかかっていた。
直前の残雪の山があるので、保留していたが、
もう目前になってきた。
正月から今まで、ほとんどフリークライミングはパス。
雪、氷とともに遊ぶ日々が続いていた。
今期の残雪の雪稜は終了し、夏のクライミング時期だ。
時折、外岩には触れていたが、いまひとつ。
先日、卯の花を見ながら、久し振りのチャレンジ。
いつも、見上げてはいたが、取り付く感じになれない。
しかし、誘ってくれたメンバーもトレーニングに励んでいるらしい。
花もきれいに咲いていて、登ってくれと言わんばかりであった。
ルートもアルパイン的な所が好きだ。
日曜日は由布岳の山開き。遭対協での参加となる。
夏山の始まりである。




2013年5月6日月曜日

春山は

二日目は完璧に風もなくぽかぽか天気の春山であった。
スタートからの雪質は完全にくさっている。
アイゼンは必要ない。
最近はダブルストックを使用しているが、
シングルよりもダブルのほうがこのあたりの地形では
使いやすさを感じる。
前日に爺が岳の冬道コースの
南尾根(柏原新道が開かれる前のルート)を登ったが、
下山途中雪も舞うという気象条件であった。風も強かった。
昨年遭難があった後立連峰ではあり、慎重さが求められるも、
今回、爺が岳南尾根は初めてであった。
入山者は多く、JPでのテントは何張りか見受けられた。
星空を見ながら飲むのも最高であろう。
今春、体調悪く、剣岳の計画を変更しての登山となった。
事故もなく、メンバーに恵まれ、帰省出来たことは
有難い事であると感じている。