2015年11月4日水曜日

雨の裏妙義

11月最初の飛び石連休。
週間天気予報通り2日は雨模様。であった。
その通り、移動日は晴れで、山行時は雨の天気予報は当たってしまった。
予報官に感謝です。(?)
登山を計画するにあたって、当然天気も気になる。
自分を含め、メンバーのスケジュールの調整もしなければならない。
全てが都合よくはならない。その状況下の中でどのような山行が
出来るのかが大事なことである。
また、悪天候の中での行動はどのように判断すれば良いのか。
これがいつも学ばなければならないと感じている。
さて、今回は裏妙義の国民宿舎に前泊。登山口を確認して翌日に備える。
700頃出発しようとするも雨が降り出す。雨具を装着して
籠沢登山口から丁須の頭を目指す。大岩二段の鎖に到着。
ガイドブックによるとここが困難ならば引き返すことと書いてある。
すでに雨は降っており岩も鎖も濡れている。迷った中、ロープを出し通過。
雨の中、コンテで時折スタッカットに切り替えて、籠沢のコルから
丁須の頭取り付きに到着。ここまで約3時間程の行程。
稜線に出ると風も強くなり、寒く雨はまだやみそうもない。
丁須の頭の取り付きには2箇所の鎖があったがどちらもほとんど垂直で
足がかりは少ないようであった。事故が起きるのは納得出来る。
天気の良い状態の時を再びと願ってこれから先の縦走路は断念して下山。
下りもあまり良くなくスタッカットで確保しながら、最後は懸垂して
約2時間ほどで登山口に着いた。
雨の平日ということもあり、今回の山行で他のパーティは合わなかった。
無理はしなかったが、垂直に近いスラブでの鎖登りは確保なしでは
腕力を必要とするので怖いところがある。ロープによる手段を使うべきであろう。
翌日は最高の天気で登山者は続々出発していた。人気コースなのだ。
群馬県警が登山指導をしていた。
数年前に英彦山でレスキューの講習を受けたのも群馬県警の方だった。
縦走は出来なかったがそれなりに良き山行であった。
表妙義も面白そうだ。このあたりは雪もあまり振らないとの事。
再び谷川岳と共に来訪したいと思う。









2015年10月26日月曜日

秋の三鈷峰

文殊堂の駐車場からスタート。
谷から峠へとアップダウンを2回ほど繰り返し
駒鳥小屋に到着。もう60年以上の前に開設された小屋である。
水場は直下の沢で求められる。
沢に降り、すぐ左岸側へのルートをとる。
振子沢である。
小さな側壁の持つ沢である。沢を詰め、途中から
稜線に上がる。縦走路の登山道と合流し、
ユートピアの小屋へ。
三鈷峰をピストンして宝珠尾根を下山。大山寺に着く。
約8時間の行程であった。
天気と良きメンバーのおかげで事故もなく
楽しい山行が出来た。
冬山の偵察も兼ねていたので地形の把握もできた。
リーダーのAnさん。ありがとうございました。


2015年10月18日日曜日

空港まで

 今日は大分空港まで日出から海沿いの道のりを長男と二人、空港までの
ピストンとする。
空港横の道の駅には自転車置き場のスペースがあった。
帰りのルートは車の少ないコースを選び、10号線へ。
思ったほど時間もかからなく、帰路に着くも、再び
十文字へとヒルクライム。最近はだいぶ慣れてきてマイペースで登る。


のんびりの100kmだった。

2015年10月8日木曜日

尾平 新ルート

久しぶりに、尾平のスラブに行くことになった。
最近は晴れ間も続き、岩の状態は良い。
早速、アップで5.9の<夏休みクラブ>のルートに。
そんな中、隣でYさんが、今日は2本目の新ルートの開拓である。
先日、開拓されたルートをHさんが取り付く。
見事!オンサイト。
ルート名を<桶狭間の戦い>と命名。
グレードは10aとした。
次は今日、作り立てのルートへ。
<いろはにほへと>
出だしのバランスが微妙だが、アンダー、
ガバもあり、これは5.9プラスとした。
<奥獄スラブ>10aを3人とも登り、充実した一日となった。
新しいルートの開拓していただいたYさんに感謝する次第である。

2015年8月16日日曜日

2015盆

今年はお盆前から何かと忙しい日が続く。
Kさんと九重付近のサイクリングに始まり、
また今年も剣岳に行ってきた。
今年の谷は雪が少なく雪渓は後退していた。
登りか下りかを使おうとしたが 断念してノーマル。
雨模様なので今後の日程を繰り上げ早めに帰宅。
まだ休み中なので大洲に行くことにする。
約35kmの道のりの後、人口壁のフリーをこなした後、ヒルクライムへ。
大分川の河川敷から高崎山の登山口にあたる銭亀峠に。
特に急登もないが同じような登りが続く。
登り切った後は別府市内へいっきに下る。
自転車も山も同じで登りは体力、下りは技術だ。
Hさんよりこのコースを教えてもらったが
時々、日陰もあり車も少なくストレスを感じさせない。
大洲までのアプローチと帰りのヒルクライム合計距離は
75kmであった。
盆を過ぎると少しだけ暑さも和らぎ風が出てきた。
秋はすぐそこにある。


2015年8月2日日曜日

鶴見岳トレッキング

この暑さには、やはり沢登りだ。
しかし、足慣らしのトレーニングもしなければ。
まあ、ぼちぼちという事で、トレッキングという表示に
したがって、歩くことにする。
スタートは城島の入り口からだ。
山腹を回りエコーラインの脇を通り由布岳との
鞍部から鶴見登山道へと向かう。
馬の背へは向かわず、踊り石へ。今回は南平台はパス。
林道から由布岳方面へと行き、猪瀬戸にて終了。
結果。10.4km。4時間半の行程であった。
トレッキングコースはよく整備されていて、起伏もなく
歩きやすいコースであった。
踊り石へと続く城島新道が以前はあったのだが、途中、
林道も出来、廃道となっている。
このトレッキングコースも手入れして長く歩ければと願うものである。
エコーライン側からの鶴見登山道は途中、谷を右に左にと迂回するところがあり、注意を要する箇所がいくつか見受けられた。
降雨の後は落石等に特に気をつけねばなるまい。


2015年7月5日日曜日

あるてぐら

そろそろ、タイヤの交換時期となった。また、
ローラーは固定なので、後輪のみが磨耗することになる。
解決は後輪プラス、スプロケットとタイヤの1セットを補充。
となると、前輪との組み合わせで、ホイールとタイヤとも
新規に交換したほうが、良いのではないかと考え、
ULTEGRAのホイールを購入。スプロケットも追加。
タイヤは新たにチューブレスにした。
チューブレスはパンクの時にはこれまでと違い不安が残るが、
前進あるのみ。パンク修理、練習しなければ。
重量は以前のものとは違い、軽い。快い走りを期待したい。
完成車で手に入れたBASSOだが少しづつグレードアップである。




2015年6月21日日曜日

国東半島満喫コース

毎年、5月の連休にツールド国東は開催されている。が、
その時期は雪の安定している北アルプスに足を運んでいる。
結果、一度も開催日に参加したことはこれまでなく、今回も
単独で走らせる。
不安といえば、ルートの選定と我がエンジンの調子である。
最近、慣れたとはいえ、アップダウンのあるルートは不安を
感じる。95kmのコースに行くことにする。
今回はJRがないので輪行は出来ません。
装備は軽く、おにぎりと雨具を後ろポケット(?)に入れスタート。
地形的には慣れてはいるが、自転車では初めて。
杵築高校の下のグランドから、先ずは波多方峠を目指す。
白髭神社から高田からの分岐を過ぎ、赤根温泉へと向かい、
千灯岳を見ながら伊美港へと進む。やっとアップダウンが終了。
伊予灘を眺めながらは快適な道のりである。
大分空港を通過するといよいよ杵築に入りゴールが近づいてくる。
今日は梅雨の中休みか、風もあり、暑くはなかった。
市内では和服の方たちを見ながら、かるい最後の登り。
母校を過ぎるとゴール。
昨日の星生崎のクライミングの疲れもあったが、なんとか休憩も含め、5時間強で帰り着くことが出来た。
問題といえばトンネルの通過だったかな?トンネルが多かったが
国見は番号を打っていた。ありがたい。


2015年6月12日金曜日

100km

昨日は一日、よく雨が降った。
まるで梅雨の末期的症状である。
何をしようにも意気ごみが少し足りない。
しかし、きょうは晴れ。
100kmのポタにと気持ちを切り替える。
今日はヒルクライムは無し。水平移動のみ。
途中、ウミガメの産卵場所もある。
陽射しは強かったが時折、涼しい風もよぎる。
自然を肌で感じることはすばらしい。
潮騒の音、風等浜辺の雰囲気はなにか忘れさせてくれる。
はまってはいけない。今日は100kmが目標なのだ。
結果、現実は88kmであった。
のんびりしすぎたかも。距離を問わず、ぼちぼちが良いのだ。
次回は臼杵からの輪行を目標としよう。
今回、使用したヤマセンボトルはボトルケースに収まり、
暑い時期の対策に有意義であった。


2015年6月7日日曜日

宇佐駅

海抜0mから休憩を一度取り、APUのそばを通過。
550mのアフリカンサファリの最高地点に到着。
安心院に向かって一気に下る。院内までの
登りが少しあるがこれが登りの最後である。
 10号線に出て、宇佐神宮を見て、宇佐駅に到着。
休憩を含み約3時間の道のりであった。


輪行バッグに収めるも手際がよくない。
なんとか普通電車の出発に間に合った。
梅雨の合間にひとつ帳面消しができた。
淡路島のポタが楽しみだ。

2015年5月24日日曜日

鶴見岳初夏

鶴見岳の夏がすぐそこに感じられる季節がやってきた。
由布岳の山開きも終わり、ミヤマキリシマの咲く頃となった。
今日は前回からの続きで登山道整備のため入山。
ロープウエー下駅から権現さんから馬の背を通り、
鞍が戸、花の台、舟底経由、林道から下駅駐車場に戻る。
ミヤマキリシマはボツボツ咲いている。
来週は見頃かもしれない。
花の台から船底までの登山道を中心に整備をして下山。
行程距離10km。7時間(作業を含む)の一日であった。
途中、登山者数人と会ったが由布岳に比較すると
静かな鶴見岳であった。




2015年5月12日火曜日

連休も過ぎ

大型連休から約一週間が経つも台風の到来。
穂高は雪がなかった。
 1日から4日までの日程で西穂高岳に。
3月なかばからつらい腰痛であったが、ひと月過ぎ、
なんとか山頂は踏めた。
 アプローチはロープウエーである。小屋までの道のりは
樹林帯の中でまだ雪は残っている。が、
稜線はまったく雪もなく、夏道の登山となった。
 残雪を求めてきたのに残念である。
数年前、小川山のフリーとだき合わせで訪れたが
その時とはぜんぜん様相が違った。
しょうがない。事故のなかった事がよいのだ。
今回、新しいザックを手に入れた。
オスプレーのミュータント38である。
使い勝手も良くアルパイン向きである。
本体の雨蓋も外されるも代わりの小さい雨蓋がついている。
 
今回の山行は乗用車での交通手段となったが、往来は
渋滞にもあわず、時間通りの帰宅となった。



2015年4月20日月曜日

年度はじめ

辻の風は時おり冷たくも感じるが、日差しも暖かく
それ程の寒さを感じない。
平日、ひと気のないゆっくりとした時間を持つ。至福の時だ。
これが山。と感じさせられる。登り方と考え方は人それぞれ。
自分にあった山をすればよいのだ。
のんびりしていると山を始めた頃の事を思い出される。
緊張と楽しさ等。このごろピークはあまり意識しなくなった。
むしろ、ルートにこだわりたい。
さて、今年もトマトの苗を買ってきてプランターに植える。
先週から幼稚園に通うことになった みーちゃんの水やりの
日課が始まる事となる。

2015年4月5日日曜日

春雷

夜半から春を告げる雷をともなった雨は昼頃にはやんだ。
いつのまにか気がつけば今年の桜は満開になり、
この雨は花チラシの雨となった。
みーちゃんが通った保育所の桜も散り始めていた。
彼女は今年の4月からもう幼稚園だ。
天気が良いと何かしょうと思う気持ちが湧いてくる。
あせる気持ちを抑えつつ、結果的には20kmほど、自転車を走らせる。コンデションを整えるのは難しい。ぼちぼちである。

2015年3月22日日曜日

としよりの

気がつけば、<としよりのひやみず>。
ここ、2,3日、風も穏やかで、小春日和の日が続いている。
が、家の中にいて、どこにも行かず、待機中である。
この原因はどこにあったのか?オーバーワークであろうと
思われる。突然の出来事に困惑するするばかりであった。
たまには良いものだ。と思って自分自身を理解させる。
そんな日々が一週間続くこととなった。
外は快晴。動けない。苛立つ。行動しようと思っても選択肢はない。
健康な体には良き精神が。よく言ったものだ。
回復への試行錯誤の毎日。つらい日々からの脱却はいつになるか?
長男は今日、今年、年男での誕生を迎えた。
もう何年前になるか?この日、大山の縦走に行った事を
思い出される。天気も最高に晴れわたり、下山後の
二人で乾杯したビールがうまかった。
10日もすれば4月の声をきくこととなる。
大型連休はその月末から始まる。
屏風を通過すると、澄み切った青空に鯉のぼりがはためく。
涸沢はロケーションがいい。

2015年3月13日金曜日

ルート

先日、とある耶馬溪の低山ハイクにと誘われた。
登山口をつかめず、沢を遡行。道標がないことに
不安を覚え、出発地点へと戻る。
テープ伝いに尾根に取り付くも、これがわるい。
右端は切れ落ちており、滑落したらの不安を感じる。
登りの途中で、下山。したものの、少し納得がいかない。
ルートは岩場があり、それを右に巻くか、左に巻くかの
違いであった。テープは右にとっていた。
左のほうは杉の植林地帯でありそちらの左のコースから
再びルートをとった。今度は木の根っこなどもあり
それほど前者ほどリスクなしに登れる事ができた。
藪山なのでしっかりした登山道はまだない。
ルートファインデイングが必要な山である。
これが登山の原点か?
沢登にも滝の右岸を巻くか左岸を巻くか?ルートファインデイングが
要求される。しかし、これが楽しい。山の、クライミングの楽しさと思う。
今、この時期、見通しのきく低山ハイクを楽しもう。
藪山低山はすべてが凝縮されていると思う。
山頂に立つルートはそれなりにいくつもある。
選択は個人それぞれである。

2015年2月22日日曜日

春めく

以前から気になっていた。
もう5年はなるかもしれない。
その年は同じ箇所であいついで遭難事故が発生した。
鶴見岳は今回、今年に入って何回目だろうか?
鶴見岳の縦走路は季節にとらわれることなく
天気が良い日は気持ちがいい。
春からは花の時期であり、冬は霧氷の美しさがよい。
 さて今日は小雨交じりの中、船底から林道までの
登山道整備である。ロープウエー下駅から林道を1時間。
残置のフィックスロープの撤去は行わず、新たに設置。
1000m付近の看板から船底への道は崩壊が激しく、
ルートの変更をした。このあたりは、下山のルートがいくつもあり
古いトラロープもあった。山腹をまき、トラバース気味に
なっているので、注意したい場所である。
今日は一日、何度も落石の音を聞きながらの整備となった。
足元も悪く、場所によってはぬかるみ状態。
しかし、今日の参加してもらったメンバーは何一つ、不平も言わず、
協力していただいた。ありがたい。感謝です。
自分を育ててくれた鶴見を大切にせねばと思う。
次は鞍が戸からの下山ルートの整備が待っている。




2015年2月8日日曜日

2015鶴見岳地獄谷

700林道出会い 集合。車の移動から林道ゲート730発。
林道を歩くも雪がない。今日も無理かなと考えつつ、
取り付きに足を運ぶ。1月4日に入山したときより、だんだん
林道にも雪がちらほら。昨年とは大違いである。
約1時間の林道歩きからいよいよ地獄谷登攀開始。830
やはり積雪量は少なくクラストしてない。雪に足をとられる。
最初の2m程のルンゼが手こずる。次の分岐では右に。
再び分岐。これは左にルートを取ると程なく薄かぶりの岩が
左手に見え、突き当たりかと思えば右に抜けられる。
カヤが見えると噴気の直下に出る。右の尾根に上がる。
噴気の上から道標に導かれ、登山道の馬の背付近に出る。
山頂を踏んでロープウエーの上駅に到着。1240
スタートから約4時間の行程であった。
今日の下山はロープウエーでらくチン。ある物は使わなければ。
鶴見岳は今回で年始から4回目の登山となった。
先週は扇山から内山経由、船底より林道下山。
登山道が少し荒れているのに整備をせねばと思う。
地元の山のアルパイン気分を味わった一日であった。


2015年1月12日月曜日

中蒜山

今年最初の連休は二泊三日で蒜山の雪山である。
初日は移動日で約7時間の行程。椎田道路が北九州まで
開通出来た事で時間短縮。あとは中国道を走る。
中蒜山は始めての山なので赤旗を11本持参する。
稜線分岐の所は通常、旗を1本のところ2本設定。
登りはじめは天気も良く快晴無風である。トレースもなくラッセル。
程なく地元の方に追いつかれ結果的にラッセル泥棒の肩書き。
麓から見ると山頂まで3つのピークが見える。最初のピークに
祠がある。ここは5合目で次のピークは稜線分岐。
山頂を踏み、山頂小屋で、ラッセルして頂いたパーテイーにラッセルのお礼を言って下山に取りかかるも天気の急変にトレースも消えそうである。
小屋から約30分程で5合でツエルトにて
待機してもらったメンバーと合流して下山。
登りは天気も良く赤旗などは不要と思われたのだが、赤旗が
役に立った。無雪期も登った事がない冬山では心強い。
今年初めての新雪でのワカンとストックが有効の山行きであった。

2015年1月2日金曜日

2015鶴見岳

今年の初登山は地元の山。鶴見である。
権現さんより山頂へ。馬の背から踊り石
経由にて下山。15cm前後の積雪。
今年も安全登山を第一として一年を
過ごせればと考える。