2015年2月22日日曜日

春めく

以前から気になっていた。
もう5年はなるかもしれない。
その年は同じ箇所であいついで遭難事故が発生した。
鶴見岳は今回、今年に入って何回目だろうか?
鶴見岳の縦走路は季節にとらわれることなく
天気が良い日は気持ちがいい。
春からは花の時期であり、冬は霧氷の美しさがよい。
 さて今日は小雨交じりの中、船底から林道までの
登山道整備である。ロープウエー下駅から林道を1時間。
残置のフィックスロープの撤去は行わず、新たに設置。
1000m付近の看板から船底への道は崩壊が激しく、
ルートの変更をした。このあたりは、下山のルートがいくつもあり
古いトラロープもあった。山腹をまき、トラバース気味に
なっているので、注意したい場所である。
今日は一日、何度も落石の音を聞きながらの整備となった。
足元も悪く、場所によってはぬかるみ状態。
しかし、今日の参加してもらったメンバーは何一つ、不平も言わず、
協力していただいた。ありがたい。感謝です。
自分を育ててくれた鶴見を大切にせねばと思う。
次は鞍が戸からの下山ルートの整備が待っている。




2015年2月8日日曜日

2015鶴見岳地獄谷

700林道出会い 集合。車の移動から林道ゲート730発。
林道を歩くも雪がない。今日も無理かなと考えつつ、
取り付きに足を運ぶ。1月4日に入山したときより、だんだん
林道にも雪がちらほら。昨年とは大違いである。
約1時間の林道歩きからいよいよ地獄谷登攀開始。830
やはり積雪量は少なくクラストしてない。雪に足をとられる。
最初の2m程のルンゼが手こずる。次の分岐では右に。
再び分岐。これは左にルートを取ると程なく薄かぶりの岩が
左手に見え、突き当たりかと思えば右に抜けられる。
カヤが見えると噴気の直下に出る。右の尾根に上がる。
噴気の上から道標に導かれ、登山道の馬の背付近に出る。
山頂を踏んでロープウエーの上駅に到着。1240
スタートから約4時間の行程であった。
今日の下山はロープウエーでらくチン。ある物は使わなければ。
鶴見岳は今回で年始から4回目の登山となった。
先週は扇山から内山経由、船底より林道下山。
登山道が少し荒れているのに整備をせねばと思う。
地元の山のアルパイン気分を味わった一日であった。