2016年12月31日土曜日

2016本匠

今年は、地震の影響でクライミングどころではなかった年となった。
仕事に振り回され、練習もなかなか出来ない状態が後半続いた。
たまに取り付くもグレードは下降気味。
登り納めで神社エリアで1日を過ごした。
吉野氏の開拓のお陰で、楽しいクライミングができる。
浜ちゃんも来ており、グレードを確認している。
W夫妻、Hパーテイーも参加で賑やかである。
Iさんの奮闘ぶりを最後に終了した。
2017は尾平からのスタートにしよう。ぼちぼちだ。

2016年8月7日日曜日

杉ケ越

トレーニングで杉ケ越えから傾山に。
黒岳の周回コースを挟みこのコースは2週間内で2回目となる。
前回は現在位置の確認を行いながら進めて行ったのではあるが
雨模様のため、途中で下山したが、今回はなんとかピークを踏んだ。
コースタイム以上に時間がかかったが、ロングルートである。
アルミの梯子の整備もあるが全体としては気を抜けないコースと
思った。
アップダウンの連続、ヤセ尾根の通過。ルートファインデイング。
滑落の場所が悪ければ遭難につながる要素をもったルートであった。
今年の夏は暑い。
登山自体の工夫が必要である。これまで通りにはいかない。
夏対策の装備が必要になるかもしれない。

2016年7月21日木曜日

夏休み

今年の春にピカピカの一年生になったみーちゃんはもう夏休みの到来。
いろいろな事に挑戦できるというのは、やはり若さかな?
久しぶりに山での泊りを行なった。
2日目の小屋ではまだビールが残っている。夕日を眺めながらは気がつけば
もう、暗くなっている。
朝焼けは綺麗だ。大山の縦走路もはっきり確認できる。
下山後、梅雨明けがあったという事が分かった。
2泊3日の大山山系の縦走路は以前から気になっていた場所である。
船上山は歴史ある場所。甲ケ山は正月の山行で敗退。勝田ケ山の岩場。
親指ピークの通過。今回は全てが経験できる。
2泊の避難小屋を泊に使用させて頂いたがどちらもトイレも完備されていて
綺麗な小屋であった。
大切な事はこの経験を共有できたメンバーがいるからである。
次のステップを再び共有できるようトレーニングしなければならない。

2016年5月8日日曜日

鶴見岳と由布岳

大分ではだいぶ地震はおさまったかのように見える。
由布岳の登山道の確認に連休前に入山したが、今回は鶴見岳である。
全体の状況としては、由布岳の状況よりは悪いと感じた。
山容の形態も異なるので、印象のみである。
鶴見岳の縦走路は馬の背から鞍ケ戸1峰まで崩壊は激しく、通行不能。
エコーラインから船底までのルートは落石と崩壊だらけ。
内山からシャクナゲ尾根は大きな登山道崩壊カ所が2カ所ほどあり、その他
浮石、地面不陸の状態あり。安定してない。塚原温泉方面も悪い。
まだ、地震の収束ははっきりしていない。
我々を受け入れてくれる山はいつの事だろう?

2016年5月2日月曜日

サギダル稜

残雪期の宝剣岳を目指し、二泊三日の行程で車を走らせる。
1日目は早朝、5時に出発。買い出し終了して、バスセンターの駐車場にて待機。
2日目、ロープウエーに乗り、登山口へ。出発準備をする。
天気予報は晴れになるらしい。が、ホワイトアウトの状態で登山開始。
視界はほとんどない。取り付きを探すがよく分からない。ちょっとした鞍部に着く。
正面のリッジが目に入る。ここだと決めて、ロープを結ぶ。風も少しではあるが強い。
いよいよ、1ピッチ目の登攀開始。
風も強く、初めてのルートなので
コールが届かない事を考慮して、短めにピッチを切る。
サギダルの頭までは4ピッチで区切った。核心部は20mの3級プラス程度であり、残置
ハーケンは1本のみ。ほかのランニングビレーは立木で取って行った。
今年は雪も少なかったが、積雪量は毎年違っており、それぞれグレードは体感も含めて
変化するであろう。
サギダルの頭の稜線は風も強く、次のルートの選択を迫られる。運良く今までほとんどホワイトアウト状態であったが、晴間が見え始める。下山ルートも明確だ。
早々に下山に移る。島田娘の鞍部からロープウエーに向かう。
宝剣岳のピークは踏めなかったが、良しとしよう。欲張ってはいけないのだ。
鞍部からの下降は少し急傾斜ではあるが天気も回復して快適な下山であった。
熊本の震災は我が家にも影響を与えた。なんとか、工面して今年もまた、
残雪のアルプスの山に足を踏み入れられた事は感謝しなければならない。
また、今回、メンバーを組んで頂いた方々にも地震の事で、それなりに影響を与えたと
思う。山に行く事は、というより行けることは、自分の体力等もあるかもしれないが
その前に、家族の理解とメンバーの協力があってこそ成り立つものである。
渋滞にもあったが、三日目は昼頃に帰宅の時間となった。
正味、半日でのクライミングだったが、久し振りに楽しい時を過ごした。



2016年4月11日月曜日

新緑は

散る時を知る桜は、まだ少しではあるが芽吹く新緑のそれに取って代わる。
道の駅『緒方』からは約3〜40分でいつもの尾平に着く。
途中、ピンクの色が褪せかけた花びらの間から鮮やかな緑が目に入る。
今年の木々の一年のスタートである。
さて、本日は、どうするか?
いつも気持ちの中では、今日は、あのルート、このルートと一応、目標はある。
しかし、なんとなく躊躇する。なしか?自分の気持ちの中での葛藤。整理がつかない。
フォールして、怪我でもしたら、今後の山行に影響するのでは無いかなどと考える。
気持ちを切り替えて、10aに取り付く。正面壁の大きめのポケット付近が核心。
なんとか久しぶりにクリアー。ほっとする。
仕上げは『いろはにほへと』にて終了。
まだ、クライミング経験の少ない2名と同行したが、やる気のある時期は伸びる。
そんな彼らに活力?をもらった1日であった。

2016年3月29日火曜日

国東へ

久しぶりに国東に行く事になり、ツールド国東のBコースにKさんとポタリング。
とは言っても、最初はヒルクライム。波多方峠まで結構きつい。汗が出る。
下りはウインドブレーカーを羽織り下る。
桜がちらほら咲いている。今日は肌寒い。
財前家宝塔前で休憩を取り、一気に
両子寺分岐まで登ると高田方面へ下る。
アップダウンの連続。
あかね温泉を過ぎると伊美港である。昼食をとり海岸線を走る。
空港まで来ると杵築のゴールは目前。なんとか98km走りきった。
 Kさんの走りの早い事には
とても追いついていく事は出来なかったが、
二人での走る楽しさを味わった1日であった。



2016年3月27日日曜日

石楠花尾根

朝方は冷え込んだ。
霜柱を踏みつけての塚原越からの登山道整備が始まる。
7名がロープ等を持ち登山開始。8時45分発。
内山へのルートで、前回したところを手直し、補強。
山頂までは足元の悪い状況であったが、今回はそんな苦労はない。
予定通り11時前に石楠花尾根分岐に到着。さてこれからが今日のメイン。
残置ロープの点検、道標の確認をして、数カ所にトラロープ、
クライミングロープを設置しながら、下る。
倒木の除去、枝打ちを兼ねての作業は午後5時を回っての下山となった。
塚原越から内山、舟底、石楠花尾根の整備にかかった人員はのべ12人。
使用したクライミングロープ8.5mm*20m1本/10.5mm*40m2本/50m2本
トラロープ50m1本であった。その他各道具は個人負担。
とにかく新緑の芽吹く前にある程度済まさなければと思っていたが、
予定通りの整備が出来たと思っている。
これはみんなの協力があってこそ出来た事を忘れたはならない。
ボランテイアでの参加の方々には感謝します。ありがとうございました。
定期的にトレーニングをかねて、残りのルートの状況も確認したいと思っている。

2016年3月23日水曜日

塚原温泉から内山

内山は別府湾を背にして台形の形である。しかし、尾根は狭く滑落の危険もある。
内山山頂からは小ピークを重ねて、大平山へと連なる。石楠花尾根である。
塚原温泉からのスタートで登山道整備を行う。ほどなく塚原越に。
伽藍岳、うさぎ落とし、たぬき峠の分岐が塚原越である。
稜線を行くが、最初の段違いの急登の場所にフィックスロープの設置。
前後して数カ所に足元の悪い場所に張った。
雨模様の時、この付近はぬかるみ状態の連続のところだ。
内山から舟底まで整備。今日の予定は終了。
整備は一人ではなかなか進まない。協力者があってこそ作業もはかどる。
私たちは山に登らせて頂いている事に感謝せねばならない。
登山道整備をする事により、この気持ちを少しでも大切にする事ができる。
また、整備に参加された同じメンバー、ロープをいただいた方にも
感謝するのは当然の事である。
安全な登山ができる為には目に見えない努力が必要である。
地震計か?内山山頂直下で新しい建造物。






2016年3月13日日曜日

野焼き

久しぶりに扇山に行くと、天気が悪い影響のせいで視界が良くないのかと思えば、
野焼きである。今日は風もなく、夕方より雨の予報。野焼きの関係者はわかっている。
気がつけば春である。
みーちゃんは昨日幼稚園の卒園式であった。一年過ぎるのははやい。
当然ではあるが、四月からはピカピカの一年生。
さて、今回、大分県警の機動隊の方達とお互いの知識と技術を共有するべく訓練を
高崎山で行った。彼らの若さは素晴らしい。岩登りから、下降訓練。救助者の背負っての
救助訓練。頼もしいと思った。
当日は肌寒く、霰交じりの天候で一日過ぎるのはあっという間であった。

2016年3月6日日曜日

大の沢

金曜の午後から大分発。もう閉鎖したスキー場へと目指すも途中でキャンプ。
天気が良くないのは承知のうえ。だが、夜に雨になるとは予想外。
しかし、翌日は気温が上がったものの快晴。
桝水高原にて準備。閉鎖されたスキー場を登り、樹林帯へとラッセルが始まる。
トレースはなし。交代して樹林帯を抜けたところでハーネスとロープの準備。
ジャンダルムを目指すが、地面が見えているところがある。
コンテとスタカットで頂上台地に到着。山頂から夏道登山道下山。
車道を桝水高原まで戻る。
ジャンダルム付近でアイゼン装着。気温は低くはなかったが風が強い。
正月も訪れたが、今年は雪が少ない。
春山の終わりころの印象であった。

2016年2月27日土曜日

近場のアルパイン

暖冬と思われる今年の山は積雪量に欠ける。
鶴見岳は白くなったかと思えば、また黒くなる。
そんな日々の経過の中で、今年の谷は無理だろうと
思っていた。しかし、この一週間では、積雪量は少ないものの
2〜3日冷え込み、なんとか今日は登れそうである。
アプローチは遠いが地獄谷に行く事にする。
取り付きから最初のルンゼが良くない。
雪が多ければ雪で埋まってなんの事はないのだが、
スローパーの岩に手こずる。
ルートは間違いなく、噴気の所に出て、尾根にあがる。
風もなく穏やかな天気のもとで良きメンバーと共に登る事ができた。
下山では山頂はパスして馬の背からロープウエー下駅に戻る。
                     全行程距離
9km、取り付きから登山道出会いまで
約3時間、
全行程時間7時間であった。

2016年2月7日日曜日

3度目の

今年の3度目の宇土内谷。アイスである。
暖かいので、不安があるが、行ってみないとそれは消せない。
行くしかない。行けば解決する。
いろいろな考え方が人それぞれにある。
雨が降れば行動は中止。逆に台風が来ればどんな風が吹くか?
よし登ろう、など、様々である。
さて、今回は、今年が最後になるかと思う時期。行けばわかる。
別府発520、高速が良い。宇土内谷登山口800着。早い。
途中、比叡の取り付きのトイレの掲示板に2日前の写真の掲載。
氷は厚い所を選べば登れるとの事。少し安堵。
メンバー5人で2と3にてパーテイーを編成。
久しぶりのSもとさん、オールリード。素晴らしい。
よく、耐えて頑張りました。(拍手)
九州の各県からクライマーがみえて、彼らの登りの素晴らしさをも
拝見できた。上手な方たちはどこにでもいる。
最終ピッチから懸垂を交え、取り付きに。
早朝の出発であったが夕方の帰宅となった。

2016年2月1日月曜日

玄武山

高千穂の山域である山に踏み入れた。
今回はお誘いを受けての山行。
登り始めはあるお宮の上の堰堤を越したところからの
スタートとなる。
水神様を過ぎると奥の院に到着。
廻りは岩に囲まれ、裏見の滝を通過することでお参りできる。
お社は立派な作りだと思う。何年位経過しとのであろう。
帰路を少し戻り、いよいよ山頂へと向かう。
谷を詰め玄武城跡を過ぎると登山道に合流する。
これまではほとんど踏み跡のないところである。
地形図と照らし合わせの山行である。
登山道に出れば一安心だが、これが気を抜けない。
以前、滑落事故が起きているらしい。
山頂から登山道を下山するも、時折気をつけなければならない。
神楽の舞が週末あるらしい。最初から終わりまで見た方が良いとの事。
先週は大分緑山岳会の25周年記念で地図作成をされ、頂いた事で
西寒多神社から始めて本宮山に行ってきた。
里山らしく近くの保育園児も登っており、山頂で一緒になった。
いろいろなルートをとる事によりトレーニングも可能な里山と感じた。
山の面白さはやはりルートファインデイングと思う。
岩、沢、藪、全てが共通している。


2016年1月6日水曜日

チャレンジ

今年の初登山は大山周辺の山域に入山。
大山寺の駐車場に車を止め、これよりスタート。
スキー場にはわずかしか雪がない。
 川床登山口までスキー場を横切るが約1時間ほどである。
久しぶりのボッカが辛い。年末まで腰痛の治療に通ってはいたが、
完治せずの入山となった。
今年の目標を<チャレンジ>と決め、最善を尽くそうと思った。
大休峠の無人小屋までは20cm前後の積雪。2時間半の道のり。
ライトを出さずにすんだ。小屋はきれいで、快適。
リーダーは雪集めと何かと段取りを進めていく。
翌朝、7時発。甲ケ山に向かって出発する。矢筈ケ山までは少し、
最初の急登があるものの尾根道は緩やかなアップダウン。
矢筈の山頂から正面に鋭い山容。あれを登るのか?
アイゼンを付けての岩交じりの登りである。
このピークからさらに下ると甲ケ山の取り付きとなる。
無理をせず、下山させてもらった。
今回、ジオグラフィカをアイフォンに入れたが、地図ロイドより
精度が高いと感じた。途中、時間、高度など知らせてくれる。
電池もあまり消費していないのではないかと感じた。
ボッカトレーニングなしでの山行はやはり、結果は明白である。
日頃のトレーニングがいかに大切であるかを感じた。(反省)