2018年12月31日月曜日

新しい年を迎えるにあたって

気がつけば年月は経つものだ。
さて、当たり前の事なのである。が、これが、なんと理解できてないのが現状。
日々の事柄に追われ、いつしか時間の経過に気がつかない自分がいる。
これはと決めて、物事を進めようにも、そうはうまくは運ばない。
ただ、時間が過ぎただけ?いつもそう思う。
上手に行かない事があるからこそ、うまくいった時に感動が生まれ。記憶に残る。
60代を半ばにして、苦手としていたクラッククライミングを楽しもうと思っている。
気がつけば60代半ばである。自分でも驚く。無謀な挑戦。
まあ、無理をせず、ボチボチが妥当。
自分で楽しむ事は当然の事ではあるが、我々世代の置かれた状況では、やはり
伝える事が大切であると最近では認識している。
仕事も当たり前の事だが、遊びの楽しさも同じだと思う。
遊びの上手な人ほど仕事もできるのではないだろうか?
どちらも真剣で、真面目にやらないと認めてはくれないし、上達はしない。
伝えなければ。
来年はどんな年になるか。
新しい年は目前である。

2018年11月18日日曜日

山岳連盟70周年

大分県山岳連盟が創立されてから70年の月日を経過した。
自分の岳連との関わりは、二豊からである。もう、半分の35年は過ぎた?
時代のながれに責任を負わせはしないが、自分も時代の流れに身を任せた。
山の姿は変わらないが、山登りの方法、手段は変化した。もちろん装備もしかり。
先輩方は高齢になり、また、自分もどっぷりと中高年の仲間入りとなっている。
これからの登山はどのようになるか不安もあるが楽しみもある。
これからは若い世代が諸先輩方のノウハウを引き継ぐ事が求められるであろう。
さて、中高年となった今、フェースクライミングから、これまで封印してきたクラックを
やってみようと思い道具を揃える事にした。
4番と5番
何かに挑戦(リード)するという事はやはり山登りの中では『いろはのい』?
みんなの好意により5番まで揃える事が出来た。ありがたい事である。
しかし、これからが本番。トレーニングを積み重ね、登りを習得しなければならない。
不安もおおいにあるが楽しみの方がそれよりももっと大きい。
三倉が楽しみだ。

2018年10月21日日曜日

紅葉とクライミング

今期、予定していた黒部の日程は現地が雨のため、場所を変更。
久住山系で知られている大船山に東尾根からのルートで御池の紅葉を目指す。
初めてのルートは平日にもかかわらず、大にぎわい。
大船山の尾根に取り付き高度を上げる。が、直下で少しバテ気味?
この日は曇りがちで紅葉の素晴らしさはイマイチ。
昼食をとりながら、お日様の出番を待つ。期待は虚しく、下山に移る。
中川家墓前を経由して、駐車場へ。
山頂付近
周回コースでの所要時間は約8時間ほど。黒部の代わりの紅葉登山となった。
1日明けの比叡山クライミング。1スラ(8ピッチ)を3人で登る。
今年春以来の比叡である。
5ピッチ目
途中、リードを交代しながら、また、的確な操作を行うよう指示を与えながら。
曇りがちの天気は回復し最終ピッチに取り付く。
比叡デビューの新人を含め3人で約4時間ほどのクライミング終了。
以前と同じくらいの体調にもどりつつある今日。
楽しいクライミングを続けられたらと思う。




2018年9月19日水曜日

しまなみの潮風

朝早くバイクを担いで駅までの徒歩はやっと行けるという思いと
一緒に歩いて最寄りのJR駅に着く。
天気が悪ければ楽しくないし走りにくい。予報を信じて、初めの切符を変更して
臨んだ今回の輪行である。予想通り天気も良く、暑いくらいである。
 尾道駅に着くと山際にお城が見える。尾道城らしい。
向島へのアプローチは渡船なのだが、時間も改札もない。聞いてみると
何組か揃うと渡すらしい。金額は120円で船の中での支払い。このシステムは
帰りの船でも同じであった。
向島に渡りバイクを組み立て、爽やかな海岸線を走る。休憩所、トイレ等完備されている。道路は青い表示のラインが今治へと導く。
 走る人は様々。ロードバイクあり、クロスバイクあり、レンタもあり。
自分は『しまなみ』はといえばやはり自分のバイクで走る事。そのための輪行。
角島に訪れて以来の本格的な輪行。車に積んで現地を走るのとは違う。ロマン?
島は車も少なく、車に対するストレスは感じない。今回は多々羅大橋までとしたが
今治へと進め日帰りは可能かも?そんな印象で気持ちの良いポタリングであった。
海沿いの景色を眺めながら、橋の凄さとそのアプローチに感動し、地元の人たちと話をしていると先に進めない。『しまなみ』は裏切らなかった。
帰りは瀬戸田から尾道までフェリーで尾道まで戻る。なぜか三原に行く予定だったのが尾道と聞き唖然。尾道の船着場でバイクを、輪行袋に収納して新幹線(こだま)三原駅へと向かいお疲れ様のビール。


季節としては秋頃がベストかもしれない。再び訪れる事ができますように。




2018年8月17日金曜日

2018夏

今年の夏は長く暑い日が続いた。
平成も30年となった。
午後からは当然陽射しが強いので、午前中をめどに最近は自転車を走らせている。
昨年、秋にコンポを変えてから、テンションは下がり気味傾向。
なしか?
まあ、そんなところで、今日のポタリングはと思うが目的地が定まらない。
そんな中でのスタートを切る。もちろん、熱中対策?はそれなりに。
気がつけば、ヒルクライムは敬遠傾向。日出町方面へと走らせていた。
普段、山登りなので、自然と海を見る欲求にかりたてられる。
海岸線の景色は素晴らしい。砂浜の景色も良いのだが、特にリアス式海岸は格別である。
日出の海岸線は特にリアス式海岸と言うほどではないにせよアップダウンもあり、
別府湾から国東半島までの中での入り口?となっている。
大神。
穏やかな丘陵地帯が広がり、野菜畑が色々な作物を収穫する土地となっている。
海岸線の一角にはそこには以前、戦時中、特攻の基地があったらしい。
今はレプリカではあるが戦時中の特攻魚雷、回転が展示されている。
大神。
今は亡き同級生の佐藤君の生まれ育った土地である。
彼は決して妥協は許さない。がそれを他人には押し付けもしないし、頑固でもなかった。
心の奥底ではきっとこれはと思うものを確かに持っていたのであろう。
その辺りはよくわからないが。
花の木美術館。
現在はお兄さんが彼の遺作を展示するための美術館である。
今回お久しぶりにお兄さんと会い、彼との昔のお話をさせて頂き懐かしく思った。
残りの人生を何に向かって生きることが求められる事の大切さを感じた。
普通に健康で生活ができる事のありがたさに感謝しなければなるまい。
2018、夏に寄せて





2018年7月27日金曜日

いいでの思い出

久しぶりに登山を味あう山に出かけた。往路は自家用車で登山口の近くの民宿へ。
翌日、民宿の方に登山口まで送ってもらう。
いよいよ、登山開始。君命水は後で気付いた。水場を経て、三国小屋着。
がんばって、切合小屋まで。雪渓をみて1日目が終了。約8時間ほどの行程。
2日目は本山ピストンから御沢登山口までの行程である。
アップダウンもあり、本山小屋に着くも簡単にお参りして、山頂へと急ぐ。
稜線は風も強く、休憩場所が少ない。山頂も風が強く早々に下山。
草履塚を登り返して、三国小屋まで。
これから岩場を過ぎて車をデポした登山口へと向かうも
長坂という地名がつくほどの、長い距離を下らなければならない。
無事にメンバーが事故もなく帰ってこれたのは幸いである。
2日目の行動時間は約11時間30分程の行程。
心配された膝の痛みもなく、メンバーと共に飯豊山を登ることができたことに感謝。
帰路、他のメンバーと別れ、長岡から東京経由、新幹線で九州へ。
登山、復活?

2018年6月3日日曜日

扇山から

来月からの山行をみて、整備と現状把握を交えながら、トレーニングを行う。
扇山スタート。予定時間を立てても実際は程遠いコースタイムである。
内山への登山道は以前、整備をしていた崩壊地点は現状維持。
まだ、規制中だと思われるも入山者の痕跡が残る。
規制解除の判断は難しい。
さて、今日は暑く、湿度はなく、爽やかだが気温が高い。
久しぶりのボッカに体力が奪われる。
内山からの下山は整備してあるのでまずまずだが、フィックスロープを張った
地点の前後は崩壊が進んでいた。
塚原越えからウサギ落としを下山したが道はたぶん20数年ぶりだ。
基本的には沢を中心に右岸、左岸と下って行くルートである。
下山口が堰堤が2個できていて、本来の下山口よりもはるか下に降りる事になっている。
休憩を含んでの9時間の山行であった。

2018年5月6日日曜日

槍沢

横尾山荘に早めに到着しょうと思い、小倉からの夜行バスを使った。
事故で2時間程遅れ、名古屋に到着。これでは前日から出発した意味がない。
指定席にも乗れず、松本まで立ちっぱなしの状態で新島々へと松本電鉄に乗り換える。
上高地から横尾までコースタイムは約3時間程。時刻は昼過ぎの2時半なので
小屋までは急がねばと思う。5時半過ぎに横尾に到着する。
天気予報では午後から天気が回復傾向だった中、濡れずに歩けた事は良かった。
深夜は星も出ていて明日の槍沢が楽しみである。予報では晴れ傾向。
翌日の朝は雪である。山荘の前もうっすらと積もっている。久しぶりの連休の雪。
降り続く雪の中ババ平を過ぎ、いよいよ槍沢にはいる。
赤旗の設置されている雪原。
沢を左に見ながら、そして沢は雪の中に埋まってしまった。
いつも不思議に思う。どのような状態(推移)で川の上に雪が覆われるのか?
アイスクライミングの時もそうであるが、氷の下に水が流れている。なしか?
積雪も多くなり天気も良くない。だんだん視界も悪くなり、状態も良くない。積雪は増してきた。
雪崩の事も頭をよぎる。悩みながら歩を進めるも天狗原分岐付近で下山と判断する。
たぶんこの辺りは快晴であれば広い雪原であろう景色が見えたにちがいない。
その先に槍の穂先が見えたはずだ。その景色の一枚を写真に収めたかった。
下山は視界が悪い中、時折、赤旗を追いながらの下っていった。
残念だが仕方がない。来年はないかもしれないが。鬼が笑う。
ババ平までテントを担ぎあげれば、槍ヶ岳まで随分と楽になるであろう。
ここまで担ぎあげればの話だが。メンバーと体力?が必要である。



2018年4月24日火曜日

2018.4比叡クライミング

このところ、尾平に通い、なんとか、花崗岩に慣れてきた。
そして、やはり行く所はといえば、比叡である。
気候が良いので、クライマーの車が駐車場に満杯。
早々に準備をして1スラの取り付き点へ。
久しぶりのマルチも体は動いてくれ、8ピッチを3時間強で抜ける。
まあまあとしよう。
今年のマルチは始まったばかり。楽しい季節の到来となった。

2018年4月3日火曜日

2018新年度鶴見岳登山道整備

4月1日より新年度のスタートとなった。
今年度、4月から来年の3月まではどの様な事になるのか?
自分の素直に求める事を出来る事が理想であろう。
どれくらいの確率で自分にそれを達成できるかが課せられた事であり、
また、楽しみとなる。ハードルは高い?
が、一つひとつクリアーしていかなければならないだろう。
さて、今日は遭対協のメンバーとともに登山道整備となった。
塚原越えから内山山頂までのの整備である。
最初のギャップのフィックスロープを撤去して、新たなルートに設置。
不安な要素がある所はより安全が求められるルートに変更した。
土木作業の結果、綺麗な道となった。登山規制は程なく、解除となるであろう。
1日、風もなく登山道整備には最高のコンデションであった。

2018年3月16日金曜日

十方山スノーハイク

今期、三度目のスノーハイクに出かける。
登山口に到着時刻が遅かったが、予定コースを変えて、山頂へと向かう。
途中からトレースはなくなり、沢沿いのルートは嫌なトラバースを
余儀なくさせられる。
山頂付近は霧氷も僅かだが、残っていて、綺麗だ。
十方山はなだらかな山頂ではあるが周囲の眺望は
素晴らしい。
時間も下がっているので、来た道を帰る事にする。
積雪の多いなだらかなこの山域はやはりスノーシューが
必然であろう。
穏やかな天気での1日であった。

2018年3月5日月曜日

早春賦

尾平エリアに、また二つのルートが作られた。
『坂』5.7『早春賦』5.7。グレーデイングはまだ、決定ではないが、
そんなところか?
『早春賦』ではルート掃除とともに支点作りに貢献。
吉野氏の指導により、グージョン2本設置した。
カンテ沿いの星がつく好ルートと判断。初心者には好まれるだろう。
2日続きの翌日は日帰りの登山となる。
前日の昼過ぎからの雨はスッカリやみ、晴天が広がる。
福寿草がきらめく仰烏帽子山に出かける。
高速九州道を使い、約500km往復の日帰りの登山となった。
第二登山口には立派な駐車場と監視人。
山頂往復約4時間の行程であった。
以前から気になっていた山と福寿草に会えて良き山行であった。

2018年2月17日土曜日

山口スノーハイク

山陰地方の山は今季の冬は3度目となる。
吉和冠から始まり、烏ガ山、昨日の十種ケ峰となった。
今まで、購入を迷っていたスノーシュー。
これを履いての雪山ハイクを行う事が出来た。
下降に不安があったものの、クリアー出来た。
かさばる事を除いて、歩きは抜群の威力を
発揮できる事に驚く。
まあ、道具というものは買ってみて使ってみなければわからない。
天気も良く風のない一日を過ごす事が出来た。